赤身肉を食べよう!
生活習慣病である糖尿病を改善する断糖食で肉食をするとなると、お金がかるのではないかと思っていませんか?いつもステーキなどを毎日食べていたらお金もばかになりませんね。
日本人は、肉食と言うと、真っ先に牛肉を連想してしまいがちですが、それ以外にも鶏肉や豚肉、魚介類などもあります。
また、牛肉でもオーストラリア産の赤身肉のオージビーフは、健康にも良くない国産牛に比べて価格も安く手ごろな価格になっています。
特に国産牛の中でも高級と言われる霜降り肉は、牛が糖尿病にかかったような肉で、脂身も多くタンパク質も4割程度しか含まれていません。
しかも、飽和脂肪酸が脂身に沢山含まれてもいるんです。
飽和脂肪酸は過剰に摂ると体内で固まりやすく、血液の粘度が増して血液が流れにくくなります。しかも、悪玉コレステロールや中性脂肪の合成を促す働きがあり、生活習慣病の原因でもある動脈硬化や合併症である心筋梗塞や脳梗塞などを招きやすくなります。
このようにわざわざ高いお金を出して霜降り肉を食べるより、牧草で育った健康な牛の赤身肉であるオージビーフの方が安価で、経済的にも健康的にもいいんですね。
そうした、脂身の少ない赤身肉を買いだめしておき、冷凍保存させておけば2か月程度は美味しく食べられます。
また、魚介類も天然のものを食べるようにして、出来るだけ養殖ものは避けた方が良いです。天然のものなら何でもいいのですが、アジやサバ、イワシなどの青魚を中心に食べるようにし、肉と魚は、1対1でのバランスでとるのが望ましです。
肉と魚には9種類の必須アミノ酸が含まれていますが、それぞれに含まれている量が違うので、色々な種類の肉や魚を食べるようにした方が良く、それに、いつも同じものを食べていたら飽きてきますね。
ただ、ハンバーグなどの安価な冷凍ものなどはつなぎでパン粉や小麦粉などが使われていますし、玉ねぎなどの野菜も入っていることがあるので、その点は気をつけるようにしましょう。