軽い運動をしょう!
断糖食で食事から糖をとらないようにするのと同時に、基礎代謝量を上げ体の消費エネルギーが落ちないように軽い運動をすることも糖尿病を改善するには大切ですね。
消費カロリーには、家事や仕事などによる生活活動代謝や食事をとることで、その一部が体熱となって消費される食事誘導性熱代謝があります。(食事をとると体が温まるのはこの為)
ですが、全体の70%を占めるのが安静いしているときに消費される基礎代謝です。
ですので、どんなに運動などをして痩せようと頑張っても痩せることはなかなか出来ないのです。
そして、糖尿病を改善するのに重要なのが、基礎代謝量を大きくしておくことです。
しかし、この基礎代謝は加齢や筋肉量の低下によって落ちてきます。その為、中年になると食事量は若い頃と変わらないのに太りやすくなったり、体脂肪が高くなったりするのです。
40代や50代などでメタボが増え糖尿病患者が増えるのもこの為です。
そして、基礎代謝量の最も大きなウエィトを締めるのが筋肉量なのですが、それも年齢に伴い少なくなります。
また、年齢をとれば身体を動かしたり運動をする機会も減るなどすると、細胞の活性が悪くなりインスリンの効きも悪くなることで糖尿病になりやすくなるのです。
ですので、断糖食を続けていくなら体も動かして、体の筋肉細胞が活性するようにして筋肉量を年齢による減少を抑え、基礎代謝量を維持することも大切なのです。
かと言って激しい運動は危険ですので安全に行うものとしては、ウオーキングが良いでしょう。
ウオーキングといっても、気楽に散歩程度で歩きはじめることからでも構いません。
出来れば、40分程度は止まらないで歩くようにすると良いです。
何故なら、断糖食で糖をとらなくても、肝臓で糖が作られますので、その糖も20分くらい歩いて体を動かしていると消費して使い切ってしまいます。
そうなると、身体は体脂肪からエネルギー源を求めて使うようになります。
そうなってから20分から30分程度歩くようにすれば体脂肪を燃焼させ減らすことも出来ます。
ウオーキングで歩くだけでも筋肉の維持にも役立ちますので、軽い運動を毎日の日課に出来るように習慣づけることができれば、更に運動による断糖食の相乗効果が期待できるでしょう。